事務機器両論#38
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丈夫だなぁ… この機種が現役で販売中なので驚きました。 私が駆け出しの頃、このプリンターを 分解して組立・改造して、、、 弄繰り回して勉強した思い出深い機種です。 発売開始こそ古めですが。 |
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今でも十分通用する機械です。 外観は今時のプリンターと比べると 角が取れて丸みを帯びています。 構成されている外観が似ています。 非常にしっかりしていて安心感がありますが、 その分 重い。 |
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設置する時は、両面ユニットが後ろに 張り出していて邪魔くさい。 紙ジャムしたら、これを空ける必要が あるので取り出し易い様にしないと、、、 堅牢なプリンターですが カートリッジをセットするカバーが唯一 パカパカするのが気になります。 |
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印刷面は、1200×1200dpiで Fuji Xeroxお得意のバーコードモードを積んでます。 一分間にA4を44枚印刷できるスペックは 今時のプリンターにも引けを取りません。 装置寿命120万枚としていますが 60万枚でメインモータの交換(本体の実売価格位します) が入りますので、実質60万枚です。 無視して印刷すれば出来ますが ソレを言ったら、何でもそうですし、、、 |
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ネットプリントみたいな機能はありません。 シンプルにUSB2と100BASE-TXのLANのみです。 オプションは盛り沢山。 メモリに始まり増設トレイやPSキットは普通として 排紙トレイが増やせるオプションもあります。 消耗品のカートリッジは トナー・ドラム一体型ですので何かあれば 交換してしまえば直るのが利点です。 |
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また、一体型は、ランニングコストも 分かり易いという利点もあります。 ホントに古き良き事務機です。 15,000枚印刷できるカートリッジは 一体型として比較的ライフ長めです。 印刷可能枚数が多い為か濃度を抑えた印刷です。 今時のLEDレーザーではなく、レーザービームを 回転する鏡(ポリゴン)で送る方式ですので 大き目な「ぶーん」って音がします。 |
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この機種、実は大好きなんです。 壊れても分かり易いし、印刷早いし、、、 一日に6,000枚とか刷ってもへこたれません。 あっ! 熱い所で真面目に印刷し過ぎて カートリッジが溶けかけたことはありました。 それでもサボらず印刷する健気さ。 |
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壊れやすい所といえば給紙コロが早いと 7万枚くらいでダメになるかな? 濡れ雑巾で拭いてあげると一時的に復活します。 |
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後は蓋の開け閉めを繰り返す(毎日数十回入れ替えるレベル) とカバーのスイッチがおかしくなります。 そのレベルでカートリッジ交換していると カートリッジのガイドが削れ始めて 脱着し辛くなります。 |
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在宅勤務には、流石に重いしうるさいと思います。 小さい部屋だと、かなり暖かくなります。 起動時の電力消費も大きめなので、私の部屋だと電気が チラつくかも。起動から印刷まで時間かかるので 数枚印刷のために起動する使い方には苦しい感じです。 真価を発揮する数百枚の印刷なんて お家でしないし、正規の値段だと高過ぎて 個人宅での使用は苦しいかと。 |
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臨時でモノクロ大量印刷したい時には レンタルとか良いのかも? しっかりとした作りで壊れにくいし 安心感があります。 借り物が壊れるとたまりませんから、安心感は大事。 その一方で、激重たいので納品 回収時は腰を痛めないように注意してください。 |
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再生品は、それこそ国内メーカーの どこでも作っています。 寿司屋のサーモンくらいのイメージ。 余程のハズレを引かない限り何処で作られたものでも 綺麗に印刷できると思います。印刷濃度等を勘案して お好みで購入すれば良いと思います。 |
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昔はコピー品を見かけましたが、レアでしたので 多分、今はほとんど再生品だと思います。 海外品の並行輸入品は 印刷濃度が低いものが多い印象です(日本仕様と違います)。 |
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総合すると、、、 大量印刷用途があり、お値段次第でお勧めします。 レンタルなら、かなりお薦めです。 弊社もレンタル始めるか、、、? |
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