事務機器評論 #48
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あんまり変わらん… #08で紹介したDP3200d姉妹最速機、 DP4400dの後継機がこのプリンター。 Fujifilmさんは、Xeroxさんとのデカップリングにより 色んな機種でマイナーチェンジが行われています。 |
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プリンターの名前変更だけかと思ったら 消耗品には変化がありました。 罠かと思うような互換性のない物と なっていますのでご注意を! |
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見た目が似ていて互換性がありそうで、 セットすらできないという、困った仕様になりました。 プリンタフロントカバーの建付けの悪さも健在です。 ここだけは、今回のマイナーチェンジで どうにかして欲しかった、、、。 |
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良い所も変わらずで、どっさり給紙できて 排紙トレイにもいっぱい入るところは健在です。 三姉妹で最速のA4で毎分45枚で印刷できます。 両面印刷は、31.7枚と速度低下が 少なめで速いのが良いです。 |
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増設トレイは、3段(1,800枚分)まで 設置することができます。 (増設すると、全くかわいくないけどね) 印字は、少し艶感のある黒で従来通りです。 好みはありますが、綺麗な仕上がり。 印刷速度が速くて綺麗な仕上がりなのも 従来通りということです。 |
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高速連続印刷は、 低密度印刷かつ1,000枚を超えると 調子を崩す傾向があります。 具体的には、印刷が薄い、片側に汚れ、 粉っぽい印刷等々が発生します。 数百枚レベルの印刷なら とても綺麗で安定した印字が期待できます。 |
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ドラムユニットの使い初めは、 なかなか待たされます。 中のトナーが均一になるようにとか センサーのキャリブレーションなんかをして 時間を取られています。 印刷が安定するまで何枚か刷るようです。 ドラムユニットを育てる感じ?これらも従来通りです。 |
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間違え探しレベルの違いだけで 新しいプリンターに更新は、、、 更新時期なら仕方ないけど、そうでないなら 定価も安くないし無理に変える必要はないかな。 保証面が同じで旧品を安く売ってたら、 そちらを買いたくなりますね。 |
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給紙トレイに多くの紙を雑に ドサドサと入れると用紙ストッパが モゲますので注意が必要です。 前のモデルのDocuPrint 3010では、 安心できる堅牢さでした。このシリーズでは、 プラ一体成型になってて強度不安があります。 |
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Fujifilmさんの給紙ローラーは 決して持ちが良いとは言えませんが 簡単に清掃したり交換できる というのが強みです。 |
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よく見かけるトナーチップが切れても 印刷できるカスタムモード。 最近のプリンター、このカスタムモードを一旦 「有効」にすると「無効」には戻れないの? この子も今も元には戻れず、 トナー残量が表示されなくなってしまいました。 |
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硬い平面の上に設置しないと 給紙トレイが閉まり難くなります。 最近は何処のプリンタも同じですが 筐体の剛性が低く歪みが大きくなるためだと思います。 |
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一度設置したら、なかなか設置先を変えないと思います。 重たくてもしっかりしている方が良いと思うのですが コストダウンや素材の統一等の様々な 要因から難しいのかな? 今回は、質実剛健なイメージのFujifilmさんに 期待するあまり、辛辣なコメントが多いかな!? |
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在宅用としては、スペック過剰だと思います。 なかなか賑やかですし、本体が大き過ぎるかと思われ。 個人的には好きなプリンターなのですが 持って帰りたいかと言われると、、、 なかなか厳しい。 |
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再生品は、チップの開発で止まっているので もう少しかかります。 チップの開発が出来たら、きっとコピー商品が 雨後の筍の様に出てくることが予想されます。 |
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再生でもコピーでも使用するメーカーを変えると トナーが混ざるので汚い絵が出るリスクが高まります。 汚い絵が出るようになってしまうと純正トナーを入れても 簡単には戻りませんのでご注意を。 最悪、ドラムユニットを交換するしかなくなります。 |
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総合すると、、、 良いプリンターだとは思います。 でも、もっと信頼性の改良が見たかった。 |
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