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モノクロ A4 プリンター

事務機器両論#40

弊社の技術部 部⻑ 加藤真⼀が
独断と偏⾒で切り込む事務機器評論!
今回は、Kyocera P2040dwです。
 
蓋を開けなければ、イイ感じ。
見た目は清潔感のある⽩と⿊を基調としています。
個人的には、プリンターの⽩は、焼けるので
好きな色ではありませんが
Kyoceraと⼀目でわかる綺麗なデザインです。
そう⾔えば、京セラさんのプリンターって
⽇焼けにくいのか?
あまり⻩ばんでいるのを見ません。
寸法は、今時のA4機にしては
ちょっと背が高めなイメージです。
左右に排熱口があります。
本体は、決して軽くはありませんが
まぁ、こんなもんでしょう。
そのお陰か
最近のプリンターでありがちな給紙トレイが
歪んで入りにくい感じがしないのがイイ!
 
京セラさんは、ビジネスエントリーモデルという
位置付けでこのプリンターを開発したようです。
エントリーモデルですが
A4印刷分速40枚は早い方の部類に入ります。
両面印刷とWi-Fi Direct標準搭載されています。
 
必要にして十分、、、
これ以上、A4モノクロプリンターに
何を求めるのですか、、、京セラさん?
起動時間も特段速いわけではありませんが
ストレスなく印刷出来てイイね!
ただ、両面印刷時は兎も角としてB5用紙に刷ると
A4よりも格段に速度が落ちるのはなぜだ?
印刷は、、、ざらざらした感じ?
(↑伝わりにくいのを覚悟しています)
1200dpiに設定しての印刷は
ハーフトーン以外では違いが良く解りません。
普通にモノクロ印刷する分には
600dpiのままで良いのでは?
このプリンターは、カートリッジの仕組みが
他所とは少々変わっています。
トナーカートリッジ
、、、+
現像機ユニット
、、、+
ドラムユニット の構成となっています。
 
通常は問題ないのですが紙詰まりした時などに
これらのユニットを外しまくって詰まった
紙を取り出すのが、、、ちょっと。
 
それぞれのユニットの剛性感が乏しく
正しくセットできているのか不安に駆られます。
また、ドラムユニットの清掃用レバーを動かすために
もこれらを全て外さなければいけないのも不便です。
 
繰り返しますが、
問題なければ取り出すことないユニット達です。
トナーカートリッジ以外の現像ユニットと
ドラムユニットは、メンテナンスキットとして
セットで交換です。
 
お客様には、10万枚の寿命が来るまでは
どうでもなのですが、、、
部品代は、定価17,500円ですが
出張費用と技術料でかなりの価格となります。
10万枚印刷すると値段的にプリンターの入れ替えと
天秤にかけることになると思います。
 
在宅勤務には、、、
積極的に「この機種でなければ!」というのも無し
「この機種は駄目!」でもなし、、、
決め手に欠けます。
大きさも私の部屋基準だと少し大き過ぎます。
モノクロプリンターを在宅で使いたいのであれば
この前発売になったPA2000wの方が良さそうです。
どんな絵が出るのか?やプリンターの安心感は
触っていないので未知数なのですが、、、
 
再生品は、数社から販売されています。
(実は弊社では、再生していないのです)
Kyoceraさんは、海外で人気があるので
コピー商品が多数販売されています。
 
コピー商品の中身のトナーは千差万別
使ってみないと分かりません。
その為にドラムユニット側がダメになると
工賃 + 出張料 + 部品代で
かなりの出費となるのでご注意ください。
ですので 信頼できる販売店からの購入
をお薦めします。
 
総合すると、、、
市場価格は、ちょっと高いかな?
⼀年間に1万枚以内の印刷目的で
格安で入手できるなら、良い選択肢です。
 
 

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