事務機器評論 #46
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進化した? この事務機器評論には書いていないLP-S4250という プリンターの後継機です。 パッと見で、プリンターの頭の色が 薄い灰色から黒に変わりました。 見比べれば、なで肩だったのが ゲレンデ状に替わっているのですが、、、 印象として、“どんぐり”みたいなデザインなのは 変わらずです(個人的主観です)。 |
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手差しトレイの[用紙サイズ設定ダイアル]が前面に 付いているのが変化ですね。 アナログなダイヤルは、デザインの好みで 賛否が分かれそうです。 液晶画面は、くっきりした発色となり、 アイコン表示で分かり易くなった印象。 前モデル同様、最大給紙量が670枚で腰高感があります。 |
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個人的に紙は一束500枚ずつ入れば良いと思うので、 容量過剰です。 その分、低くしてくれた方が嬉しいかな。 でもこれは「紙がなくなる前に補充したいから 500枚ぴったりでは困るんだ」と、 この間、ご意見を頂きました。 |
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印刷速度は、A4印刷で45枚/分。 1200dpi×1,200dpi(スクリーン処理により2,400dpi相当) とかなり高スペックです。 ですが、前モデルと全く変わらずです。 何が変わったのか? 製品仕様概要を間違い探ししても9行目まで同一。 よく見れば、違いは、ファーストプリントが 速くなったのとCPUの変更、 メモリーが2倍に増えたことくらい。 |
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個人的にはメモリーの増量は嬉しいです。 データの重たい印刷をしたい時に メモリーが増えてるのは、良いですね。 デザインとこの違いだけで新しいプリンターに更新、、、 更新時期なら仕方ないけど そうでないなら、どうでしょう? どんなに瓜二つのプリンターだとしても 消耗品が変わりますので消費者にとっては不便です。 |
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この子は、耐久性が150万枚になっています。 メンテナンスユニットAは50万枚、 メンテナンスユニットBは100万枚で交換が必要です。 だとしたら耐久性は 200万枚になっても良さそうな物ですが、、、 50万枚の耐久性のあるドラムユニットって凄いな。 再生屋泣かせです。 |
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この機種に限ったことではないのですが この耐久性って、意味ありますか? フルに製品寿命を使い切ろうと思うと、 ごっそりプリンターの臓物(メンテナンスユニット等)を 交換する必要があります。 同じプリンターと言えるかどうかわからなくなるくらい 交換する機種もあります。 ドライバーの設定を変えないで使い続けられる枚数とも 言えますが、交換には時間とお金がかかるので プリンターを更新してしまう気がします。 |
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これは前の機種でもあった機能なのですが、、、 「モノクロ視認性向上機能」 という機能があり非常に面白い。 カラフルなグラフが、 モノクロ印刷したら”真っ黒黒助”に化けちゃうのは 多くの人が経験しているかと思います。 この機能を使えば、そんな色分けされたグラフのカラーを パターンに勝手に変換してくれます。 |
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グラフは、グラデーションさえ使われてなければ とても見やすくなります。 設定しっぱなしにして写真を印刷しちゃうと、、、 あみあみしちゃいます。 また、黄色などモノクロで出力すると 薄くて見にくい色文字を変換して、くっきりと印刷。 |
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勿論、ものすごく癖はあるのですが、 こういう機能、好きです。 使いたい時には、印刷時プリンタードライバーから 設定することができます。 もう少し「モノクロ視認性工場機能」のボタンを 使いやすい所にあれば、ON/OFFし易くて使えるのに、、、 機能そのものは画像処理を自社で開発している EPSONさんならではの機能だと感心します。 |
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前回同様、この機種も在宅勤務には 明らかに過剰スペックですね。 在宅使用に望まれるコンパクト・軽量・安価なモノクロか 小型のカラー複合機の対極にいるプリンターですから、、、 多量のデータをペーパー保存しなければいけない様な 場所でこそ真価を発揮するかと。 だから、お家で持っておこうとは思わないでしょう? |
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再生品は、鮭のない寿司屋が無いのと同じで 全国各社から出ています。価格も手頃で、選び放題です。 日本でしか売れてないためか、 あまり偽物を見た記憶がありません。 ただし、#40 京セラプリンター同様にドラムユニットの ライフが長いので注意が必要です。 |
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ドラムユニットを含むメンテナンスキットの お値段が高めなので、何かが起こると激しく散財します。 ですので信頼できる販売店からの購入をお薦めします。 しっかりした販売店さんは、 何かあった際に相談に乗ってくれますから。 |
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総合すると、、、 用途がはっきりしていれば 良いプリンターだとは思うのですが 私には定価に見合う用途がありません。 |
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