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カラー A3 プリンター

事務機器評論 #21

 
弊社の技術部 部⻑ 加藤真⼀が
独断と偏⾒で切り込む事務機器評論!
今回は DocuPrint C3550 dです。
相変わらず難しい、、、
#13で登場したLP-S6160の姉妹機だった

DPC3450dIIの後継機です。
トナーカートリッジが大容量化をしたのが最大の進化点、
コンパクトなA3カラープリンターを目指しています。
ただし、トナーカートリッジが大きくなったことにより。
プリンターの横が出っ張ったので見た目が大きい。
このシリーズのプリンターは
トナーカートリッジ交換が非常に簡単なのが⻑所です。
ですが、今回もモデルチェンジでカートリッジの大容量化したので
そのメリットを享受する機会は減りました。
 
従来のDPC3450dIIと比較して
液晶表示が少し大きくなりました。
最近のXerox系プリンターは流行か文字表示が
大きくなったので情報量は変わっていないのではないかな?
#13 LP-S6160や歴代の同系列のプリンター同様、
ドラムカートリッジの交換は難しい、、、
トナーカートリッジの容量は増えましたが
ドラムカートリッジのライフは従来と変わらないので
ドラム交換は頻繁ではないものの
忘れた頃にやってくる⼀大イベントです。
 
パッと見て何処を開ければよいのか分からなく
違うところを開けてしまう事もしばしば、、、
重たいカバーを棒で支えて止めますので
手がプリンターに食べられそうで不安です。
旧FUJI XEROXのプリンターは⼀般的にしっかりした造りなので
どうしても重くなってしまったのかな?
 
ドラムユニットの交換は、
感光体ドラムを直接触らないように慎重に願います。
交換する古い方のドラムは触っても手が汚れるだけ(?)ですが
新しい方は触れると絵に出るので注意が必要です。
 
在宅用に持って帰るには少し重たすぎますね(約45kg)。
私の自室の畳の上にこの子が鎮座する姿は全く想像がつきません 。
カラー機を家に置きたい衝動に駆られたことはありますが、、、
この子ではない。
 
再生品はトナー・ドラム共に各社から販売されており、
選び放題です。
純正品も機内にトナー飛散が見られますので
あまりに粗悪なトナーを
選択すると汚れがひどくなるかも。
 
頻繁にトナーメーカーを切り替えると
プリンター内でトナーが混ざり合って大変なことになります。
ドラムユニットも各社より再生品があるのでお好みに応じてどうぞ。
ただトナーもドラムユニットもメーカーの組み合わせによっては
色が変わることがあります。
 
トナー全色を同じメーカーにして、
ドラムも全色を同じメーカーにしておけば問題は少ないかと。
⼀番は相談に乗ってくれて応えてくれる所(販社)から
買うというのが手っ取り早いと思います。
 
 
意外と構造は簡単なので、紙詰まりやトナー汚れの清掃は簡単です。
また、⼩まめに飛散したトナーや
紙粉(紙の細かな粉)を固く絞った雑⼱等で拭いてると
綺麗な印字が⻑続きすると思います。
そういった意味で重たいことを除けば
個人でメンテナンスし易いプリンターです。
 
総合すると、、、 新しい物が好き、または同系プリンター更新時期なら良いかも、、、
 

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