事務機器評論 #29
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進化したかな? 2019年2月にC841dnの後継機として生まれました。 基本構造は前の前のその前のC8800の頃から同じ構造です。 同じ構造ではありますが各部が ブラッシュアップされてきました。 少しずつ小さくコンパクトになってきています。 |
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前の型のC811/841よりも 外観はスタイリッシュ 白+薄紫から白+濃いグレーになりました。 静電タッチキーで使用可能なキーのみ点灯するフラット設計。 非常におしゃれ。ですが、 ボタンに慣れていると所謂 ”押した感”がありません。 プリンターのボタンなんて滅多に押さないから、いっか、、、 この辺は好みですから何ともですが、、、 |
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またまた夢を描ける無線LANと有線LANの 同時使用が可能な機種です。 この機種もご多分に漏れずNFCとか機能を 全部乗せしてきています(もう一つ一つの機能の有無で 値段に変化はないのかもしれませんね)。 スペックオタクとしては非常に嬉しいですが 全てを同時に使うことは まず無いので過剰装備だと思うのです。 |
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ウォームアップタイムは従来、 OKIDATAさんは、のんびり屋さんでしたが 少し改善され一般的な感じとなりました。 A4印刷で36枚は実用上、良いスピードだと思います。 細幅印刷ができるのでPOPなど店舗向き? ただ、細くても一枚は一枚としてカウントされるので ドラムカートリッジとしては非常にもったいない使い方です。 |
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また、マルチパーパストレイから紙を入れて 背面の排紙カバーを開けると ほぼフラットなまま印刷ができます。 曲げたくないメディアに印刷する際には非常に重宝します。 メンテナンス部品を自分で交換し易い様にできていて 色々と外して掃除もしやすいのがお薦めポイントです。 定着器の手前と4本のLEDアレーを小まめに拭いてあげれば 綺麗な印刷ができると思います。 |
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LEDアレーは、あんまりごしごし拭いて配線がズレると 色が出なくなるのでご注意ください(抜き差し厳禁です)。 カバーが大きめで上開きのため 棚の中段や下段には設置できません。上空に空間が必要。 引っ張り出し易くしておけばいける? この点でご自宅での運用はお薦めし難いです。 そもそも在宅でA3を刷らないのであれば、 このサイズは要らないですね。 |
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何と言ってもこの機種(OKIさん)の最大の魅力は コアフィード(Corefido3)でしょう。 購入後7年間の無償保証・メンテナンス品7年間無償提供… なんと素晴らしい! 無料でベルトや定着器・給紙ローラーをするサービスです。 これらを購入すると結構いい額になります。 長期運用で10万枚以上刷るのであれば、プリンターを 購入してすぐに申し込んでおいた方が良いと思います。 |
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ちょっとマニアックな話ですが、、、 このシリーズのプリンターから 定着器やベルトユニットにROMチップが付き 細かく寿命をカウントしているみたいです。 なので、前みたいに数百円で寿命を延ばして 継続使用することが非常に難しくなりました。 逆にエラーが出てベルトや定着器の新品を 用意する必要は無くなったのかもしれません。 |
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再生トナーは、数社から発売されています。 ドラムユニットの再生品ももうすぐ出るかな? もう出てるかも知れません。 でもコアフィードの条件として 「純正品を使い続けること」の様な事が 記載されています(当然ですね)。 |
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純正消耗品を使い続けるか、、、 再生品を入れて差額で定期交換部品を購入するか、、、 それが問題です。このプリンターを購入する時には 考えておく必要があります。 |
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総合すると、、、 再生品が売れなくなっちゃうな、、、 ランニングコストと安心感を考えると良い選択肢です。 |
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