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カラー A4 プリンター

事務機器評論 #34

弊社の技術部 部⻑ 加藤真⼀が
独断と偏⾒で切り込む事務機器評論!
今回は RICOH SPC352
高い!
A4カラー機にしては、なかなかの高級機?
2018年発売当時にすぐ買ってみました。
ベストセラーのSPC310系が続く中
SPC730(A3機)のA4版として登場?
その後、結局、後継機種として
PC301が登場しました。
SPC352は、あまり売れていない様ですが
現在も販売中(後継機種ではなかったのね?)
使う側からしたら
売れてようが売れてまいが
良いプリンターなら何でも良いのですが、、、
液晶画面はカラータッチパネル!
前に紹介したSPC750と同じ感じで
非常にきれい!
でも、シングルファンクションのプリンターに
ここまで必要? 過剰仕様かも?
UIを共通化してコストダウンなのかも知れない
と思ったり、、、
 
印刷スピードは
必要にして充分のA4で分速30枚。
両面印刷の速度があまり落ちないのが良い所。
100枚以上の大量印刷だと
速度が少し物足らないかもしれません。
 
標準トレイに紙が550枚も入ります。
コピー用紙を買ってきたら
そのまま入れられるのが良い。
中途半端に残ったコピー用紙って
邪魔じゃありませんか?
使いかけを後で使おうと思ったら
曲がってたり、しけってたり、、、 
 
我々再生屋は、プリンターを
連続印字し続けるので便利ですが
通常ユースには過剰装備なのかも?
これが本体の巨大化
重量増の要因の一つです。
ズッシリと重量感あり
割と大きめで場所を取ります。
好みですが見た目は
プリンターの高さがあって
不安定に感じます。
 
トナーカートリッジ交換は
軽い上面カバーを開けて行います。
中身は下から
ドラム4本→中カバー→トナーの三層構造。
交換はしやすいけど
かさばって大げさな感じ。
これがこのプリンターが背の高い原因です。
しっかり作り込んであるのですが
重くなってます。
 
ついでに、、、
前面カバーに転写ユニット・両面ユニットが
付いているので重たいです。
全体的にはA4にしては大きいし高級だし、、、
そこまでの仕様が要るか?という感じ。
設計寿命枚数は45万枚です。 
 
ソフトユースな在宅用には
向かない大きさ・仕様だと思います。
重たい前面カバーは開けられる様に
前の空間を空けておいてください。
紙詰まりや廃棄トナーボックス交換で
開ける必要があります。
ウォームアップ時の駆動音は
「ドゥルル」と大きめ。
用紙を持ち上げる時の音「ウーン」も大きめ。
静かな環境では響きそうです。 
 
トナーの再生品もそこそこ出ているようです。
(弊社は出してないけど)
ドラムユニットの再生品は、あるかな?
トナーが気難しくドラムを汚染しやすいので
慎重にご検討を、、、 
 
総合すると、、、
値段的に同じRicohさんのSPC750と悩む感じです。
 
 

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