ホワイトトナー
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SP C740 WHITE TONER ホワイトトナーカートリッジは、試作業種向けの業務用製品で印刷業者への発注や、量産に移る前にテストとして使用することを想定している非純正品です。使用後はプリンター本体の保証なども受けられなくなりますのであらかじめご了承ください。 |
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また、金・銀紙やホログラムを使用する場合は、必ずテストをお願い致します。弊社が推奨する用紙以外で使用ができないことはないですが、トナーがローラーに残り印刷品質が低下する場合があります。 |
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ホワイトカラーで印刷の幅を広げる
一般的に印刷データはCMYKの4色を使ってデザインをしますがホワイトを取り入れることで、更に効果的なデザインが可能になります。通常は白い用紙を使用するため、デザイン上で白くしたい部分は何も色を塗らず白のままデータを作成しますが、これが色の付いた用紙や透明の用紙の場合には、白のままのデザインだと紙やフィルムの素材そのままの色になります。
透明であれば無着色の透明のまま、金や銀も同様に素材の金銀の色がそのまま仕上がりに反映されますが、このような特殊な用紙を使って印刷する場合には「 ホワイトトナー 」で白色を表現します。今回はシールやステッカーを例にしたデザインの仕上がりを紹介します。 |
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ホワイトカラー(文字・模様)を印刷する
まずは基本的な使い方で色のついた用紙や透明な用紙に白色をそのまま印刷するケースです。素材の色や特徴を活かすため、CMYKを使ったカラーのデザインは使用せずにホワイトのみを印刷します。 |
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ホワイトカラーを下地として使う
色紙や透明フィルムに印刷する際に下地にホワイトがないとカラーの発色が沈んでしまいハッキリとした色づかいのデザインにはなりません。このような時には部分的にホワイトを下地として使い、色を目立たせます。見本の写真では右下部分のデザインの下地にはホワイトが印刷されています。 |
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ホワイトを使わずにカラーを透かす
CASE.2では「 ホワイトを使わないと発色が沈む 」と説明しましたが、逆にデザインの中で部分的に素材の色を活かす場合もあります。 その際にはあえてホワイトを使わずにカラーのみを印刷して、透明素材やホログラムの模様を透かすことで特徴的な表現ができます。写真では左下部分のデザインがカラーのみ印刷されています。 |
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抜き文字で素材の色を見せる
最後にホワイトの少し高度な使い方を紹介します。デザインの大半にホワイトを使用し、抜き文字や抜きのデザインの部分のみをホワイトなしにして素材の色を見せます。写真ではロゴのみが金色で表現され、箔押しのように見せることができ、素材の色を部分的にそのまま出すことで特徴的な仕上がりになります。 |
..V A R I A T I O N..
ホワイトカラーが使える用紙の種類
ホワイトトナーは金・銀・透明・クラフト・ホログラム・ヘアラインなどのホワイトインクに対応しています。お客様のデザインと用途に合った素材を選んでいただき、ホワイトインクを使ってより個性的なシールやステッカーを作ってみてください。 |